障害福祉サービス全般

【保存版】障がい福祉施設の開業に必要な手続きと流れ(大阪・吹田版)

障がい福祉施設を開業したいと考えているものの、
「何から始めればいいかわからない」
「手続きが難しそうで不安」
そんなお悩みをよく耳にします。

実際、障がい福祉施設の開業には、専門的な知識と慎重な手続きが求められます。
特に大阪府(吹田市を含む北摂エリア)では、地域ごとに運用ルールが異なる部分もあるため注意が必要です。

今回は、吹田市で障がい福祉施設を開業するための手続きと流れをわかりやすく解説していきます。

 

そもそも「障がい福祉施設」とは?

一口に「障がい福祉施設」といっても、さまざまな種類があります。

代表的なものは以下の通りです。

  • 放課後等デイサービス:障がいのある子どもたちの放課後支援
  • 生活介護:重度の障がいがある方への日中活動支援
  • 就労継続支援A型・B型:就労が困難な方への仕事の提供・訓練
  • 共同生活援助(グループホーム):障がい者向けの住まいの支援

開業前には、どのサービスを提供するかを明確にする必要があります。

開業に必要な主な手続きの流れ

ここからは、実際の開業までのステップを見ていきましょう。

  1. 事前相談(役所との面談)

開業予定地を管轄する役所(例:吹田市福祉指導監査室など)へ、
まず「こういう施設を開設したい」と事前相談を行います。
ここで施設の基準や運営体制について指導を受けます。

👉 ポイント:申請の3か月以上前には事前相談を済ませること!

 

  1. 法人設立(必要な場合)

事業を行うには、法人格(例:株式会社、NPO法人など)が必要です。
すでに法人を持っている場合は不要ですが、これから設立する場合は、
約2か月前後の期間を見ておきましょう。

 

  1. 施設探し・物件契約

指定基準を満たす物件(面積・バリアフリー設備など)を探します。
場所選びは、利用者確保や職員採用にも影響するため慎重に。

👉 ポイント:物件契約前に行政に確認しておくと安心です!

 

  1. 人員確保

施設の種類によって必要な職種・人数が異なります。

例)放課後等デイサービス

  • 管理者
  • 児童発達支援管理責任者
  • 指導員(保育士、教員資格者など)

👉 ポイント:資格証明書や実務経験証明書の準備も早めに!

 

  1. 指定申請書類の準備・提出

施設基準・人員基準をクリアした上で、膨大な申請書類を作成します。
吹田市の場合、提出書類の正確さが厳しくチェックされます。

 

  1. 指定審査・現地確認

書類審査後、行政担当者による現地確認(立ち入り調査)が行われます。
設備やスタッフ体制に不備があると、指定が遅れることも。

 

  1. 指定取得・事業開始

無事に指定を取得できれば、いよいよ開業となります!

 

大阪府・吹田市ならではの注意ポイント

  • 申請前に「開設予定地」や「定員」などをしっかり確定しておく必要あり
  • 物件の消防法適合チェックも早めに!
  • 吹田市すこやか親子室への総量規制の確認も必要

👉 注意:ちょっとしたミスでも開業時期がずれ込むリスクあり!

開業までにかかる期間・スケジュール例

目安ですが、スムーズに進めた場合でもこのくらいかかります。

  • 法人設立:約2か月
  • 物件探し~契約:約1〜2か月
  • 指定申請準備:約1〜2か月
  • 審査期間:約2〜3か月

👉 トータル6か月前後を見越してスケジュールを組みましょう。

 

よくある失敗パターン

  • 人員要件を満たしていなかった
    (資格や経験年数の不足)
  • 施設基準をクリアしていなかった
    (面積不足、動線がバリアフリーになっていない等)
  • 書類の不備が多かった
    (軽微なミスでも大幅な修正指示が来ることも)
  • 事前相談を怠った
    (申請書類を出しても受理されないケースも)

 

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最後に

障がい福祉施設の開業は、人生において大きなチャレンジです。
その一歩を、正確で確実なものにするためには、専門家のサポートがとても有効です。

当事務所では、

  • 要件診断
  • 書類作成
  • 指定取得サポート
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    までトータルでサポートしています。

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